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心房細動を放置するとどうなる?知っておきたい3つのリスク
Author :循環器内科 北村健
健診などで心房細動を指摘されても、自覚症状がなかったり症状が軽かったりすると、「すぐに受診する必要はあるのだろうか」と迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?
しかし、心房細動をそのままにしていると、脳梗塞や心不全につながるほか、治療のタイミングを逃してしまう可能性があります。症状の有無だけで判断せず、早い段階で診断・治療につなげることが重要です。
この記事では、心房細動を放置してはいけない3つの理由について解説します。
目次
心房細動を放置すると考えられる3つのリスク
心房細動を放置した場合に考えられるのは、脳梗塞や心不全を引き起こすこと、そして治療のタイミングを逃してしまうことです。
自覚症状が乏しくても、心臓の中では変化が起きている可能性があります。
心房細動を指摘されたあとに受診を迷っている方は、次の3つのリスクについて知っておきましょう。
脳梗塞を引き起こすリスク
心房細動が起こると心臓が正常に動かず、内部で血液が滞るため、血の塊である血栓ができやすくなります。その血栓が脳の血管に飛んで詰まると、脳梗塞を引き起こします。
脳梗塞を発症すると、半身まひなどが残り、仕事や日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
状態によっては、介護が必要になることも考えられます。
心房細動が起こると心臓が正常に動かず、内部で血液が滞るため、血の塊である血栓ができやすくなります。この血栓が脳の血管まで流れて詰まると、脳梗塞を引き起こします。
心不全につながるリスク
心房細動を放置すると、心臓のポンプ機能が低下し、全身へ十分な血液を送り出せなくなる心不全につながることがあります。
心不全が進行すると、少し動いただけでも息切れや疲れやすさを感じるようになり、日常生活にも支障が出てきます。
さらに状態が悪化すれば、入院が必要になったり、命に関わったりする危険性もあります。
治療のタイミングを失うリスク
心房細動は、早い段階で治療を始めるほど、治療の効果を得やすいとされています。一方で、数年、数十年と長期間そのままにすると、早期に治療を始めた場合と比べて効果を得にくくなる可能性があります。
自覚症状がない、あるいは症状が軽いからと受診を先延ばしにすると、その間にも治療を始めるタイミングを逃してしまうおそれがあります。
心房細動を指摘された場合は、症状の強さだけで判断せず、早期の診断・治療につなげることが求められます。
東京Dタワーホスピタルの循環器内科へ相談を
健診で心房細動を指摘されても、日常生活で困るような症状がないと、「もう少し様子を見てもよいのでは」と受診を迷う方もいるでしょう。
心房細動には、脳梗塞や心不全を引き起こすリスクがあり、長期間放置することで治療の効果を得にくくなる可能性もあります。そのため、「症状がないから大丈夫だろう」「症状が軽いから急がなくてもよいだろう」と自己判断で受診を先延ばしにするのは避けたいところです。
健診などで心房細動を指摘されたものの、受診するべきか迷っている方や、これからどうすればよいのか不安を感じている方は、東京Dタワーホスピタルの循環器内科へご相談ください。
まとめ
心房細動を放置すると、心臓の中でできた血栓が脳の血管に詰まり、脳梗塞を引き起こすおそれがあります。また、心臓のポンプ機能が低下することで心不全につながり、息切れや疲れやすさが現れたり、重症化すると入院が必要になったりする可能性もあります。
さらに、心房細動は長期間そのままにすると、早い段階に比べて治療の効果を得にくくなるため、治療を始める時期も重要です。自覚症状がない場合や症状が軽い場合でも、「今は困っていないから」と放置せず、早い段階で受診につなげることが必要です。
健診などで心房細動を指摘され、「症状がないのに受診した方がよいのだろうか」と迷っている方も、そのまま一人で判断せず、東京Dタワーホスピタルの循環器内科不整脈センターへご相談ください。
外来受診をご希望の方は診療予約ページから、受診前に相談したいことがある方は無料メール相談からお問い合わせください。
この記事を書いた人
北村 健
Takeshi Kitamura
脈の乱れや心房細動でお悩みの方は、ぜひ私たちの扉を叩いてください
2007 札幌医科大学 卒業後、2011 都内基幹病院にて不整脈診療の研鑽を積んだのち、2016 フランス・ボルドー大学 不整脈疾患研究所(LIRYC)へ留学。カテーテルアブレーションの世界的権威の下、最先端技術と新規デバイスの臨床研究に従事。
2018 杏林大学にて医学博士号(PhD)取得し、2026 東京 Dタワーホスピタル不整脈センター長 就任。

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